こん○○は。「め」の字です。
バーバーショップという音楽ジャンルがだいすきで、そのだいすきを記していくためにブログを開設しました。
みなさん、バーバーショップを知っていますか?
バーバーショップだいすきブログを書くにあたってバーバーショップについて説明しなければ不親切だよなあと思うので、初稿としてこちらに書きます。
バーバーショップという音楽は、19世紀初後半のアメリカから生まれたとされています。
参考:History of Barbershop | Barbershop Harmony Society
現在では4声でのアカペラスタイルのことを示し、カルテット/コーラスの形態でアメリカを中心に愛好されています。
過去のある時期には主として白人男性のための音楽ジャンルだったようですが、時代の変化とともに人種や性別の制限なく歌われるようになりました。
(Marvel映画「Captain America: The Winter Soldier」ではCaptain AmericaことSteve Rogersによって「Well, all the guys in my barbershop quartet are dead」『ああ、バーバーショップカルテットの仲間はみんな死んだよ』と語られます)
バーバーショップ音楽の特徴として、セブンスを多用した華やかなコード使いが挙げられます。
このセブンスコード→解決…という和声進行が繰り返されることで歌い手・聴き手ともにテンション&リラックスを感じ、さながらジェットコースターに乗っているような感覚を味わいます。
更に、これを歌い手の技術によってLock(ハモる)&Ring(連続させる)ことで、より印象を増して聴き手に届けることができるのです。
曲は、基本的には既存の曲をバーバーショップへとアレンジして歌い、オリジナルのものはほとんどありません。
ミュージカルやジャズ、ポップス音楽が多いのですが、中にはクラシック音楽をバーバーショップへアレンジしたものもあります。
他の特徴として、演出や振付などが挙げられることもありますが、それはドラマ「glee」に代表されるshow choirというジャンルにおいても言えることなので、ここでは挙げないでおきます。
大会ルールで規定され、それが結果として特徴となっているものもあります。
あ!パートについて書いておきます!
男声・女声・混声問わず
Tenor:上ハモ
Lead:主旋律
Baritone:和声の穴うめ
Bass:支柱
というような役割を担います。
女声カルテットでBassをやっていると「アルト」と言われることがたまにあるのですが、Bassです。
男はべえす。女もべえす。
音域の話も大事だと思うので、またいつか。
Panache - It's a Good Day (live at the 1992 World Harmony Showcase) - YouTube
Keepsake - Once Upon a Time (live in Louisville, 1991) - YouTube
Half and Half - They Just Keep Moving the Line [from Smash] - YouTube