世界のバ道から

バーバーショップがすき。

【特急うたごえ81号】バーバーショップやろうぜ!

こん○○は。「め」の字です。

2024年も相変わらずバーバーショップのことで頭がいっぱいの毎日です。

今年はさっそく新しいことに取り組むこととなりました。

合唱団特急うたごえ81号でのバーバーショップ体験会です。

 

 

もともと、特急うたごえ81号は入団意志に関わらず「バーバーショップをやってみたい!」という方の練習見学・体験をいつでも歓迎しておりました。

今回、夏のイベント(ミニコンサート、Japan Barbershop Convention)に向けて新しいメンバーをお迎えしたい、またUltra Lのオーディションの一環で体験会を実施したことに手応えを感じてもっとたくさんの方とバーバーショップを楽しみたいと思ったことから「体験会」と銘打ち大きく広報して開催いたしました。

お陰様で多くの方が体験会に参加してくださいました。

お忙しいところ、お時間をくださりありがとうございました。

みなさんの「バーバーショップをやってみたい、でもきっかけが見つからない」という気持ちと、わたしの「バーバーショップを通して世界中にたくさんの友達を作りたい」という気持ちが交差し楽しい時間となりました。

(何よりうたごえメンバーのみんなが体験会を楽しく盛り上げてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます!)

 

バーバーショップはこれまで多くの方が取り組んできた合唱とは異なる部分がありつつも、「特別」ではありません。

それをうたごえの体験会で感じて頂ければ本望です。

そして、もしよろしければ、わたしたちと一緒にメンバーとしてバーバーショップに取り組み、世界中の人たちと友達になる機会を作って頂ければ嬉しいです。

 

この後も体験会を開催していきます!

3月8日金曜19:30-21:30

3月29日金曜19:30-21:30

どちらも秋葉原駅周辺の施設で開催予定です。

ご興味のある方はこちらからお申込みくださいませ。

合唱団特急うたごえ81号練習体験会参加申し込みフォーム

リピートも大歓迎です!

 

 

C.C.Cats協賛のお願い

こんにちは!

私たちは東京を拠点として活動する混声バーバーショップカルテットC.C.Catsです。

2019年冬に結成し、コロナ禍を経て活動5年目となりました。

この9月、我々はPan Pacific Convention 2023という、ニュージーランドオークランドで開催されるバーバーショップのコンベンションに参加し、そこで行われるコンテストに出場をします。

Pan Pacific Conventionとは、Barbershop Harmony New ZealandとBarbershop Harmony Australiaが中心となって開催している催しで、主に環太平洋地域のバーバーショップ愛好家が集います。

https://convention.barbershopharmony.nz/

 

これまでに東京バーバーズがコーラスとして、また一部メンバーがカルテットとして参加されてきました。そのお話を伺い、私たちもいつか参加してみたい!と思うようになりました。

2020年9月、同じくオークランドで開催され、我々がメンターとして慕うRoger Rossが所属するカルテットMain Streetもゲストとして出演する予定だったことから、私たちも2020年に参加を考えていました。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症によりコンベンションが中止となり、参加を叶えることができませんでした。

2023年、ようやくPan Pacific Conventionが開催されるとの知らせを受け、このコンテストへの出場を改めて決めました。現在、出場に向けてリハーサルを重ねているところです。

 

つきましては、誠に恐縮ですが、私たちの海外遠征の一助として、協賛をいただきたく存じます。協賛をいただいた方には、Pan Pacific Conventionでの活動について報告するとともに、2024年に開催予定の演奏会・ライブチケットを贈呈いたします。

 

海外遠征費内訳(4人での合計)

渡航費 約54万円

オークランドでのホテル宿泊費 約15万円

・大会参加費 約14万円

少しでもご支援をいただくことができますと嬉しいです。

 

日本にお住まいの方は下記フォームより協賛申し込みをお願いいたします。

折り返し担当者より連絡をさせていただきます。

https://forms.gle/zdP7EWC6AAmmAQNU9

以上、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

公開コーチングリハーサル開催

9/1金曜 19:30-21:30

9/8金曜 19:30-21:30 ※コンテストに向けたミニコンサートあり

以上の日程で仲光甫氏によるコーチングセッションがあります。

 

コーチングリハーサルご見学希望の方はX(TwitterのDM)、あるいはこちらへご連絡ください。

cccatsquartet@gmail.com

 

Thanks for your support! ご支援をありがとうございます。

上利貴也様
阿部将太郎様
遠藤純様
上村誠一様
佐々木純哉様
高波稜様
原真理子様
三浦寿喜様
柳嶋耕太様
吉村正恵様
よしだ様
エルサス様
Peyton様、Genie様
Roger Ross様

Off the Record Quartet

ほか10名の方

 

Lまみれの1週間

こん○○は。「め」の字です。

2023年の夏は、世界で活躍する2つのカルテットとの思い出をたくさん作ることができました。

男声バーバーショップカルテットLemon Squeezyが軽井沢国際フェスティバルのゲストとして、そして女声バーバーショップカルテットLove NotesがThe Harmonixショウのゲストとして来日しました。

 

来日にあたり、当初はどちらもコンサートのお客さんとしてお伺いする予定だったのですが、やはりどうしても直接お話をしたい、そして今後バーバーショップを楽しく演奏していくためにアドバイスをもらいたい、と考えるようになりました。

その念が通じたのか、代表のAkikoさんより、8/26土曜の教育セッション内公開コーチングに女声カルテットUltra Lで参加しないかとお話を頂きました。

また、Lemon SqueezyのInstagramアカウントへ連絡をし、どうにか空き時間でコーチングをしてもらえないかお願いをし、ご快諾を頂きました。

結果、どちらもラッキーにラッキーが重なり、彼らにコーチングをしてもらえることになりました。

(その節はたくさんの方にご配慮いただきました。ありがとうございました)

 

以下はわたしのメモですが、もしよろしければお伝えしますので、ぜひみなさんのリハーサルに呼んでください!

 

Lemon Squeezy

8/23 Ultra L coaching by Victor

エネルギーの向かう先を常に見据える

ブレスをとってもいいけれどバックオフしない

響きの位置のパターンをいくつか持つ

8/24 C.C.Cats coaching by Victor and David

Leadが何をしているか他のパートがよく観察をする

フレーズ終わりのシルエットをみんなで形作る

最後に向けて十分な設計をする

 

8/26 Love Notes coaching under the glass by Catlin

下顎に落とさない(Lポーズ)

舌の力を抜くエクササイズ

重心の位置

文章の中でどういった言葉の比率をもたせるか考える

Bassは大きくツヤツヤで!

 

このコーチングの他に

8/25 Lemon Squeezy show 渋谷大和田さくらホール

8/26 Lemon Squeezy show 埼玉川口リリア音楽ホール

8/27 The Harmonix show Love & Harmony with Love Notes 宮地楽器ホール

と彼らの演奏をたっぷり堪能する機会があり、忘れられないバーバーショップweekとなりました。

 

8/28 Lemon Squeezyが日本を発つので、東京駅へお見送りに行きました。

どこの馬の骨かもわからない日本人からの突然のメッセージに対して、これだけよくしてもらったこと、これからの活動を応援してもらったことが嬉しくて、どうしても最後にお礼がしたかったので…。

2018年の来日以降Tenorが脱退し、活動も休止となっていたLemon Squeezyですが、新しいメンバーを迎えまた復活したことを本当にうれしく思います。

カルテットはひとりが脱退してしまうと、そのまま活動をやめてしまったり、新しい人を迎えてもなかなか思うような結果が出ず、結局は活動をやめてしまうことも多い形態です(世界で活躍している人たちほどではないけれど、わたしにもそれなりに経験して痛いほどわかった…)。

来年こそはInternationalで優勝してほしい!そして凱旋来日してほしい!

 

Love Notesは、ラスベガス大会のCoronet Club Showで演奏を聴いてから大ファンになり、Ultra Lの音楽づくりにも大きく影響しています。

Ultra L結成時にまず歌ったのはThe Phantom of the Opera medley!

彼女たちの演奏を日本でUltra Lのみんなと聴くことができたこと、そして交流できたことは忘れられない経験となりました。

そして思いがけず、Sweet Adelines InternationalのプレジデントやSweet Adelines Australiaの教育担当の方にUltra Lの演奏を聴いてもらうことができたのも本当に嬉しかったです。

 

これからもバ道を究める人たちとの出会いを楽しみに、わたしのバ道も深めていきたいと思います。

 

Lemon Squeezy

LoveNotes Quartet - 2014 International Quartet Champions - Home

 

 

バーバーショップ、男声?女声?混声?

こん◯◯は。「め」の字です。

 

バーバーショップを始める、続けるにあたっての悩み。

「メンバーってどういう人を集める?!」

「ひとり抜けちゃった!次、どんな人を呼んだらいいの?!!」

「自分たちの声域にあうアレンジがない!」

などなど。

みなさんも悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。

ということで、わたしなりの向き合い方、考え方をお伝えします。

記事の最後に参考動画を紹介していますのでよかったらご覧ください。

 

バーバーショップ・ハーモニーはもちろん合唱のひとつのジャンルであり、男声合唱、女声合唱、混声合唱という分類があります。

どの編成においてもパートは上からTenor, Lead, Baritone, Bassと呼び、どの編成においても同じ役割を担います。

男声はAll Men、女声はAll Women、混声は2 Men & 2 Womenという認識を持たれることが多くありますが、1 Men & 3 Women / 3 Men & 1 Womenという比率のグループも存在しています。

 

では、バーバーショップが実際にどんな楽譜で歌われているのか、男声・女声・混声の楽譜を見比べてみましょう。

Barbershop Harmony Societyでこれら3つの編成の楽譜が販売されている場合、多くは調を変更しただけのものが多いです。

中には、Tenor / Baritone / Bassのラインが入れ替わっていることもあります。

(歌詞の変更があったりもします。

男声の楽譜ではGirlと呼びかけていたものが、女声へアダプトされるとBoyとなるなど。

まあ、歌詞を変えればいいって問題ではないとは思いますが……)

また、「◯声なのだから絶対にこの調で歌うこと!」という縛りはなく、メンバーの声域にあわせて楽譜の調を選択する、また、必要によっては既存の楽譜を移調することも多いようです。

この自由さを利用してメンバーを考えたり自分たちにあうアレンジを選んだりしています。

 

◆バーバーショップにおける男声

参考:It's a Good Day (TTBB) (arr. Steinkamp) - Barbershop Harmony Society

2段譜の上段、ト音記号の下に8がついているので、オクターブ下げて歌います。

TenorがIntroの時点で高いですね。となると後半で更に高くなることが予想されます。

モンスター級に高い声域を求められる場合も多いので、こういった場合はTenorを女性が歌うと無理なく華やかなサウンドを作ることができます。

Baritoneも高い声域へのぼっていくことが多いため、声楽や日本の男声合唱におけるBaritoneのイメージは捨て去ってパートを配置する必要があります。

 

◆バーバーショップにおける女声

参考:It's a Good Day (SSAA) (arr. Steinkamp) - Barbershop Harmony Society

男声とは異なり、今度は下の段のヘ音記号の上に8がついています。

この場合はオクターブ上げて歌います。

前述の男声Tenorと同様、女声Bassもなかなかのモンスター級で、かなり低い位置で主音や属音・下属音をしっかり鳴らさなくてはならないので、曲選びの際には注意が必要です。

参考:洗足オンラインスクール(主音・属音・下属音について)

そして、実はLeadもやや低いことが多いので、Lead / Bassをしっかり響かせる目的でTenorやBaritoneに無理がない程度に移調をするのもひとつの手段です。

また、Bassに男性を配置ししっかりと和音を支えてもらい安定させるのもレパートリーが広がるように思います。

 

◆バーバーショップにおける混声

参考:It's a Good Day (SATB) (arr. Steinkamp) - Barbershop Harmony Society

前提として、コンテストにおける混声バーバーショップの歴史が男声 / 女声と比べると圧倒的に浅く、混声をオリジナルとして書き下ろされたバーバーショップアレンジがとても少ないのが現状です。

そのため、

Lead 女性が歌うには低い、男性が歌うには高い

Baritone 男性が歌うには高い、女性が歌うには低い

というような状況が発生しやすいです。

ここは、「楽譜に名づけられた編成」にこだわらず、男女混合でバーバーショップを歌う際には男声 / 女声用のものを使うことを選択してもよいと思います。

また、このパートは必ず◯性が歌う、というような規定もありませんので、

Tenor 女性 - Lead 男性 - Baritone 女性 - Bass 男性

というように配置するのもアリです。

参考:LABBS - Mixed gender barbershop

UKのバーバーショップ協会による混声バーバーショップの解説です。

歌詞への考え方についても触れており、おすすめです。

 

◆以上をふまえて

バーバーショップは日本の合唱曲と比較すると、求められる声域がとても広いです。

そのため、カルテットやコーラスを組成する際には工夫が必要なことが多いです。

4人以上が揃えば、みんなの性別が違っていても、どんな編成のバランスでも「バーバーショップでない」なんてことは絶対にありません。

大切なのはそのグループにしか作れないサウンドを持つことです。

◯声だからこうあるべきといった束縛から自由になり、メンバーや調を選んでいくことでその先の世界が広がっていくように思います。

メンバー集めや楽譜選びの際の参考になれば幸いです。

 

バ道はいつでもあなたを待っています!

 

It's A Good Day - YouTube

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不定期に開催しているバーバーショップおためし会。

女声版It's A Good DayのBassを男性に歌ってもらっています。

 

Vintage Mix – When You Wish Upon A Star (2018 World Mixed Quartet Silver Medalist) - YouTube

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Potential Scandal – Come Fly With Me (Show of the Champions) - YouTube

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Northern Stars Chorus - European & SNOBS Mixed champions 2022 - YouTube

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SoCal Mix Chorus - It's You [from The Music Man] - YouTube

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「め」の字 meets Barbershop

こん○○は。「め」の字です。

いまではすっかりバーバーショップ妖怪のわたしですが、そんなわたしがどうやって妖怪になってしまったのかを記します。

記事の下部には関連の動画を掲載しました。よかったらご覧ください。

 

2011年3月に三田ハモらっせ!という合唱イベントが兵庫県で開催されました。

現在は性別の制限なく出場できるようですが、当時は男性による男声合唱団のみがエントリーできる合唱のコンテストでした。

当時男声合唱歴5ヶ月ほどのわたしは、東京から出場する知人たちの応援のために大学卒業旅行を兼ねて足を運びました。

参考:第4回(2011年3月20日開催) | www.sanda-bunka.jp

そこで耳から心をつかまれるようなバーバーショップのハーモニーと出会ったのです。

それがThe Lockersでした。

びっくりしているうちに曲が終わってしまい、興奮と熱狂のままに拍手をしていたように思います。

その時はバーバーショップのバの字も知らず、「この人たちがやっていることをわたしもやりたい!」と強く思うも、「男性のみ出場可能なコンテストに出ているということは、女性にはできないジャンルなんだろうな」「関西が拠点だし、どうにもならない」と泣く泣く諦めて東京に帰りました。

今でこそ気になったグループはすぐにインターネットで調べることができ、また、グループ側もホームページやTwitterYoutubeなどで情報を公開していますが、当時はそういった手段に至ることなく、ただただ猛烈な悔しさを抱えたまま過ごすごととなりました。

あの時に聴いた「Bluemoon Of Kentucky」は本当に忘れられません。再演してください。

 

その後、東京でEnsemble TSUBAKIという男声小アンサンブル団体を友人と立ち上げ、春こん。や東京男声合唱フェスティバルなどを中心として精力的に活動していました。

そこでメンバーが「Tonight Tonight」の楽譜を持ってきてくれたのです。

その楽譜は4段譜(バーバーショップの楽譜は2段譜)で、音符だけが書かれており、明らかに誰かが採譜してくれたであろうものでした。

この時、恐らくはバーバーショップという言葉をメンバーから教えてもらっていたのでしょうが、「Bluemoon Of Kentucky」とは頭の中で繋がりませんでした。

(あの時、一生懸命に歌詞を書いたのですが、病気のために右手での書字ができない時期だったので利き手交換をして左手で書いており、文字がガタガタで……。

その楽譜のPDFデータを人に渡した記憶もあり、日本のどこかにわたしのガタガタ文字で歌っている人がいるかもしれません、すみません)

 

時が経ち、TSUBAKIは消滅し、それでも男声合唱をやりたくて関わった幻想郷グリークラブが活動休止となり……でも、やっぱり、男声合唱がやりたい……というところで合唱団特急うたごえ81号を立ち上げます。

「81号」とは臨時列車のことで、企画団体ということでそのように名づけました。

2015年に開催された白浜坂高校音楽祭にて6人で憧れのタダタケ「梅雨の晴れ間」を歌いました。

参考:白浜坂高校音楽祭(2015) – 白浜坂高校合唱同好会

企画団体なのでそこで一旦は「運行」を終了。

 

その翌年、2016年6月に兵庫県で開催された東西四大学合唱演奏会(東西四連)を聴きに行きました。

ワセグリの「ハレー彗星独白」を楽しみに(というか、それ以外はどこが何をやるのかもわかっていないままに)伺った演奏会でしたが、その最終ステージで衝撃を受けました。

Beatlesのナンバーにこれでもか!と迫力ある編曲が施されており、それをこんなに多くの学生が喜びとともに歌っている姿がかっこよくて、うらやましくなってしまいました。

それは2011年にハモらっせと似た体験でした。

(わたしの人生を二度も揺さぶる地、兵庫県…!)

 

東京に帰る新幹線の中、一緒に四連を聴きに来た開祖に「わたしはやっぱり男声合唱があきらめられないんだ。でも、東京の男声合唱団でよく扱われるような曲目ではなく、ああいうのがやりたいんだ」と切々と語りました。

いま思えば、バーバーショップという言葉も頭の中にないのに、なんと抽象的な願いだつたのだろうかと思います……。

しかし、開祖は「それってバーバーショップやりたいってこと?ぼくもずっと興味あったから、やろうか」とすぐに汲み取ってくれ、彼のワセグリの先輩からバーバーショップを愛好するS氏を紹介してもらうこととなりました。

そしてこのS氏こそがハモらっせで「Bluemoon Of Kentucky」を指揮していた方だったのです。

S氏は快くサポートを引き受けてくださり、特急うたごえ81号は東京男声合唱フェスティバルでバーバーショップアレンジ「Lazy Day」を披露、ここからバーバーショップをレパートリーとする常設の団体として活動するようになりました。

 

S氏の薫陶によりあれよあれよとバ道に入り妖怪と化してしまったわたしですが、いつかわたしも誰かをバ道に導くひとになりたいと思います。

バ道を覗いてみたいひと、いつでもどなたも連絡ください。

 

注1)開祖:開祖の父がブログで開祖と呼んでいるのでわたしも開祖と呼んでいます。

 

注2)わたしもバーバーショップを始めるまでバーバーショップは男声合唱というイメージがありましたが、現代の世界では全くそんなことはありません。

 

春こん。2012 Ensemble TSUBAKI - F. Poulenc - 4 petites prières de St. François d'Assise - YouTube

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【東方男声合唱】「ゆかりんファンタジア」歌ってみた - ニコニコ動画

www.nicovideo.jp

 

Acoustix, Tonight Tonight (better audio) - YouTube

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A Beatles Celebration 東西四連合同2016 - YouTube

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Lazy Day / Tokyo Vocal Express(合唱団特急うたごえ81号) - YouTube

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みんな、バーバーショップって知ってる?

こん○○は。「め」の字です。

バーバーショップという音楽ジャンルがだいすきで、そのだいすきを記していくためにブログを開設しました。

 

みなさん、バーバーショップを知っていますか?

バーバーショップだいすきブログを書くにあたってバーバーショップについて説明しなければ不親切だよなあと思うので、初稿としてこちらに書きます。

 

バーバーショップという音楽は、19世紀初後半のアメリカから生まれたとされています。

参考:History of Barbershop | Barbershop Harmony Society

現在では4声でのアカペラスタイルのことを示し、カルテット/コーラスの形態でアメリカを中心に愛好されています。

過去のある時期には主として白人男性のための音楽ジャンルだったようですが、時代の変化とともに人種や性別の制限なく歌われるようになりました。

(Marvel映画「Captain America: The Winter Soldier」ではCaptain AmericaことSteve Rogersによって「Well, all the guys in my barbershop quartet are dead」『ああ、バーバーショップカルテットの仲間はみんな死んだよ』と語られます)

 

バーバーショップ音楽の特徴として、セブンスを多用した華やかなコード使いが挙げられます。

参考:和音の種類~洗足オンラインスクール

このセブンスコード→解決…という和声進行が繰り返されることで歌い手・聴き手ともにテンション&リラックスを感じ、さながらジェットコースターに乗っているような感覚を味わいます。

更に、これを歌い手の技術によってLock(ハモる)&Ring(連続させる)ことで、より印象を増して聴き手に届けることができるのです。

曲は、基本的には既存の曲をバーバーショップへとアレンジして歌い、オリジナルのものはほとんどありません。

ミュージカルやジャズ、ポップス音楽が多いのですが、中にはクラシック音楽をバーバーショップへアレンジしたものもあります。

他の特徴として、演出や振付などが挙げられることもありますが、それはドラマ「glee」に代表されるshow choirというジャンルにおいても言えることなので、ここでは挙げないでおきます。

大会ルールで規定され、それが結果として特徴となっているものもあります。

 

あ!パートについて書いておきます!

男声・女声・混声問わず

Tenor:上ハモ

Lead:主旋律

Baritone:和声の穴うめ

Bass:支柱

というような役割を担います。

女声カルテットでBassをやっていると「アルト」と言われることがたまにあるのですが、Bassです。

男はべえす。女もべえす。

音域の話も大事だと思うので、またいつか。

 

Panache - It's a Good Day (live at the 1992 World Harmony Showcase) - YouTube

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Keepsake - Once Upon a Time (live in Louisville, 1991) - YouTube

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Half and Half - They Just Keep Moving the Line [from Smash] - YouTube

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